2026年度は「生保数理」「年金数理」を個別に受験できる最後の年です
2027年度から第1次試験の科目構成が変わります。 ・「生保数理」+「年金数理」→「専門数理1」に統合(片方だけ合格の状態で2027年度を迎えると、みなし合格にならず受け直しになります) ・「損保数理」→「専門数理2」に改称、数学のモデリング部分を統合 ・「数学」は確率統計のみに範囲縮小 ・「会計・経済・投資理論」→ 2科目に分離(2026年度に合格し、2027年9月末までに特定分野2研修を修了すれば新2科目の両方が合格とみなされます)
資格試験・研修制度の見直しについて(公式) →損保数理
損保数理第1次試験「損保数理」の試験範囲・章別解説・過去問の解き方
エッシャー — 危ない側に重みを付けて保険料を決める。26年中16年度に出る原理
同じ期待クレーム額でも、大きな損害が起きうる保険は保険料を高くしたい。 この直感を式にしたのがエッシャー原理で...
パレート — 裾の重い分布の代表。大口クレームを表すために損保が選ぶ形
クレーム額の分布として、損保数理は指数分布とパレート分布を 対照的に扱います。指数分布は裾が指数関数的に軽くな...
ケンドールとスピアマン — 順位だけで従属を測る2人。コピュラの問題で必ず顔を出す
2つのリスクがどれだけ連動するかを測るとき、 真っ先に思い浮かぶのは相関係数です。しかし損保数理の第10章では、...
ワン — 確率そのものを歪めて保険料を作る。リスク尺度と保険料原理をつなぐ変換
保険料算出原理には多くの種類がありますが、 エッシャー原理とワン変換を並べると発想の違いがはっきりします。 前者...
ボーンヒュッターとファーガソン — 実績が薄い年度を、事前の見積もりで支える
事故が起きてから保険金が確定するまでには時間がかかります。 だから決算では「まだ払っていないが、いずれ払う額」...
グンベル・フレシェ・ワイブル — 最大値の分布は3種類しかない、という定理
中心極限定理は、独立な確率変数の和を標準化すると正規分布に近づく、 と教えます。では和ではなく最大値を取ったら...
スクラー — 分布の形と従属構造を切り離してよい、と保証した定理
2つのリスクの同時分布を考えるとき、扱うべき情報は2種類あります。 それぞれのリスク単体の分布と、2つがどう連動す...
10,000円の保険料のうち、事故の補償に回るのはいくらか — 営業保険料の分解
10,000円の保険料を払ったとき、実際に事故の補償に回るのはいくらでしょうか。 損保数理の第1章は、この「保険料の分...
なぜPL保険は「売上高」で保険料を決めるのか — 料率測定単位の選び方
火災保険の保険料を「建物の面積1平方メートルあたり1,000円」と決めたとします。 物価が上がって修理費が倍になった...
同じ会社の損害率が3通り出る — リトン・ポリシーイヤー・アーンドの違い
ある保険会社の損害率を計算してください、と言われたとき、答えは1つに決まりません。 分母の保険料と分子の保険金を...
1/2法・1/12法・1/24法はどこが違うのか — 既経過保険料の近似計算
何百万件もの契約について、1件ずつ日割りで経過保険料を計算するのは現実的ではありません。 そこで損保数理には、契...
事故が起きていない年度に損失が出る — 発生保険金と支払備金
ある事故について、発生した年度に100万円と見積もり、翌年度に実際は120万円かかって 解決したとします。このとき翌...